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終活と遺言書は、全ての人に必要だ

終活

私がこのブログを作った当初の目的は

知的障害の子どもを持つ親は、早めに親なき後対策をしよう
特に成人した障害者の親は、正式な遺言書を作成しておこう

という思いを伝えることでした。

でも書き進めるうちに
「みんな〜エンディングノートと正式な遺言書は必ず作成しようね〜」
と考えを改めました。
この思いに至った、我が家の実情をお伝えします(個人情報は一部フィクションです)。

我が家の実情〜死去後の手続き、想像以上にしんどい

私には、独身で子供のいない兄弟がいます。

父が亡くなった後の手続きは、それはそれは大変でした💦兄弟と手分けして、ものにあふれる実家から必要書類を探して発行し、遺産の分配を話し合い、役所や年金事務所、法務局、銀行と、書類を揃えて回る日々でした。

この兄弟がいつか亡くなったら、基本的には私が死後の手続きを担うことになります。

  • 今より年老いた私に、手続きができるだろうか
  • そもそも兄弟の財産、全く知らない
  • 兄弟のアパートまでは遠い。頻繁には通えない
  • 専門家に頼めばお金もかかる。兄弟は準備しているのか

もし私が兄弟より先に亡くなっていたら、連絡がいくのは夫や子供のでぃー。
私にとっては「兄弟」でも、夫やでぃーにとっては年に1〜2回会うだけの「親戚」です。
しかも実際の相続人はでぃーとえぬ。私よりずっと大変な思いをして手続きすることになるでしょう。
ハードル高すぎるよ_(:3 」∠)チーン

でぃーやえぬに、そんな思いをさせたくない。
悲しいかな、兄弟より長生きしようと固く誓う今日この頃です。

ライフスタイルは変わったのに、法律は昔のまま

私の親世代(昭和10年代生まれ)は、結婚して子供は複数、長男家族は親と同居。親が亡くなれば子供が家や財産を相続し、親の家や土地に住み続ける ―― これが「普通」でした。

でも令和の今、家族の形は多様化しています。進学や就職で親元を離れ、結婚しても別居のまま暮らす人も当たり前になっています。

ところが相続に関する法律は、いまだに「子供が複数いて、親と同居・近居し、死後の手続きは子供が担う」前提だと感じています。

この前提から外れた

  • シングルの人
  • 子供のいない夫婦
  • 子供が一人
  • 子供が障害者
  • 子供が遠方に住んでいる人など

にとって、死去後の手続きは特に大変な作業になってくるでしょう。

だからこそ、終活と「正式」な遺言書を

法律や制度は、すぐには変わりません(増税だけはスムーズに決まるけど)。
でも個人にできることはあります。
遺される人のために、自分の意思をきちんとした形で残しておくことです。

エンディングノートに、してほしいこと・してほしくないこと、重要書類の保管場所などを書いておけば、遺された人は迷わずに手続きを進められます。
「正式」な遺言書があれば(正式でないとかえって揉めることも)、「誰に」「何を」「どれくらい」遺すのか自分の言葉で意思表示ができ、相続人同士のトラブルも防ぎやすくなります(100%ではありませんが)。
相続人が手探りで手続きを進めるのと、故人の意思通りに進められるのとでは、負担の重さがまったく違います。

「財産がないから遺言書なんて必要ない」と思う人もいるかもしれません。でも私の祖父が急死したとき、母の兄弟たちは数万円の差で揉め、関係は途絶えてしまいました。揉める親族、愚痴ばかりの母の姿、子供心に醜く感じましたよ。
遺言書があっても揉めたかもしれないけど、じいちゃんが決めてくれてたらなあとも思う。

まとめ:終活は、遺される人への思いやり

人の死亡率は100%。死んだ後の膨大な手続きは、遺された人が、自分の生活を送りながら終わらせていくしかありません。

ならばせめて、遺される人の負担が少しでも軽くなるよう準備をしておきたい。
エンディングノートを書き、遺言書は専門家のもとで作成し、できればものも少しずつ減らしておく。
私が父の死去後の手続きを通じて(現在進行形の実家じまいも)決意した次第です。

私が死んだ後、家族が路頭に迷わないように、私のことでどす黒い感情を少しでも抱かないように。

みなさまも、自分の人生の終わり方を、少しずつ意識してみませんか。

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