2023年の勉強会で、ある冊子をいただきました。
「親心の記録®️」といいます。
一般社団法人 日本相続知財センター®️という団体が作成しています。
親なきあと、お子さんの支援者に、必要な情報を届け支援を続けていくための冊子です。私のエンディングノートは、自分が亡くなった後や、認知機能が衰えた時に、助けてくれる人に向けてのもの。目的は同じかも。
親心の記録®️をお勧めする理由 3点
①これ一冊に、お子さんの情報をまとめられる
A4サイズ、30ページほどの冊子です。私のエンディングノートに比べ、薄くて軽い印象です。
しかし、この一冊で
- お子さんの基本的な情報
- 通院先の病院やお薬
- お子さんの生活のパターン、1週間の流れ
- 好きなこと、苦手なことなど
- そして、お子さんの余命告知や延命治療に関すること
必要な情報が全てまとまります。ありがたい!
「たくさん記入しないといけないのでは?」と思われるでしょうが、保護者が記入するのは10ページ強。記入例がどのページにもあります。いきなり全部埋めるのは大変なので、分かるところから記入して大丈夫です。
この冊子、1部から取り寄せできます。10部までなら、冊子は無料、送料のみの負担です。
①「親心の記録®️のご案内>10部までご希望の方」の申し込みフォームに必要事項を記入
②申し込み完了のメールが届いたら、郵便局で「レターパックライト(青色:430円)」を購入。6部以上希望の方は、レターパックプラス(赤色)を購入しましょう。

③品名に「親心の記録 ◯部(私の場合は2部)」、お届け先に自分の住所氏名を書く

④半分に折ってA4サイズ対応の封筒に入れる

⑤郵便ポストか郵便局の窓口で投函。あとは届くのを待つのみです。
また、無料配布している団体も全国にあります。「親心の記録®️全国の無料配布先」で調べてみましょう。
②PDF版なら無料でダウンロードできる
冊子とは別に、PDF版を無料でダウンロードもできます。無料ですよ!
「冊子を注文するのは面倒だ」「とりあえず試してみたい」という方は、ぜひPDF版からどうぞ。
冊子と全く同じ内容のプリントです。気軽に取り組めますね。
③子供の「終活」を考えるきっかけになる
親心の記録には、子供の介護や、告知・延命治療について記入する項目があります。
自分の告知や延命治療ならともかく、子供について考えるのは辛いです。「えぬ」の老後や、最期のこと・・・考えたくもありません。
でも、「えぬ」は、自分の意思をはっきり伝えることができません。親が考えて、親が意思表明をしなければ、延命のための痛い処置や治療を受ける恐れがあります。
また、「えぬ」が伝えられないからと、「でぃー」にその役目が回ることは、絶対に避けなければいけません。家族とはいえ、他人の命の存続に関わることを決めるのは、酷なことです。きょうだい児に、そこまで背負わせてはいけないと私は思います。
「えぬ」の告知や延命治療について、責任を負うのは、兄弟ではなく、親の私です。私が考えて、記録に残しておかねば。
親心の記録®️の注意点:定期的に見直ししよう
「親心の記録®️」は、書いて終わりではありません。お子さんの成長とともに、いろんな変化も出てくるでしょう。古い情報のままでは、お子さんが最適な支援を受けられない恐れもあります。支援する方にもご迷惑がかかります。
お子さんに変化があった時(進学、就労、施設への入所や、持病の状態が変わったなど)には、その都度書き直すようにしましょう(勉強会では、書き直すことを前提に、鉛筆で書くよう勧められました)。
偉そうなことを言ってきましたが
この記事をきっかけに、私も3年ぶりに親心の記録®️を見直しました(汗)。
「えぬ」の日常生活の様子や、主治医や内服薬が変わっていたので書き直しましたが、3年前の記録は綺麗に消せません。
そのため、追加で2部申し込みしたわけで。PDF版だと、紛失する自信しかない(断言)


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