自閉症・知的障害のある「えぬ」。手話との出会いは3歳ごろでした。その手話が、このブログのきっかけになるとは、思いもしませんでいた。
「えぬ」と手話
手話との出会いは、Eテレでした。子供番組の後に偶然流れた手話ニュース。手話を見た「えぬ」はなぜかそれに反応し、手話キャスターのまねを始めました。初めて見せる生き生きとした表情。会話の苦手な「えぬ」には、「見える」言葉である「手話」が魅力的なものに映ったのでしょう。
手話を習いたい気持ちはありましたが、知的障害の子を受け入れてくれるだろうか、私も人付き合いは苦手だし・・・NHKの手話番組で、親子で細々と練習していました。
転機は、支援学校高等部でした。担任が、「手話カフェSmile」(北九州障害者福祉事業協会)を勧めてくれ、初めて親子で参加しました。自分から話しかけることのない「えぬ」が、ここでは一生懸命手話を使っていました。しかし、コロナで会えなく中断・・・
2023年、手話カフェが少人数で再開しました。その時に、ご縁が生まれました。
写真撮影の団体「muikku」上原さんとの出会い
2023年、手話カフェの最後に、挨拶された女性がいました。
障害のある人たちの家族写真を撮影する団体「muikku(ムイック)」の代表、上原藍さんでした。muikkuが、初めてのマルシェを開くので、ぜひお越しくださいとのこと。普段なら完全にスルーする私ですが、生き生きと話される上原さんの姿が、妙に心に残りました。運命って、本当に不思議です。
muikkuマルシェで次の手話カフェ「つなぐmi:ruかふぇ」を紹介される
マルシェ当日。会場は大勢のお客さんでごった返していました。壁一面には、muikkuが撮影した、たくさんの家族写真。車椅子を使っている子、ゆっくり成長している子、それを囲む笑顔の家族たち。賑やかな中、そこだけは静かで温かい空間でした。
初対面のスタッフに厚かましくも上原さんを探していただきました。撮影中でお忙しかったにも関わらず、快くお話いただき、感謝感激😭
「えぬ」が通えそうな手話講座はないか尋ねると、「つなぐmi:ruかふぇ」という場所を教えていただきました。よし、行ってみるぞ!
つなぐmi:ruかふぇで、「親なきあと」の勉強会を知る
それから数ヶ月後。つなぐmi:ruかふぇ主催の「しゅわかふぇ」に、えぬを連れて初参加。代表の西山典子さんが、笑顔で出迎えてくださいました。
ここは木のぬくもりがあるおうち。事業所や支援学校の作品がたくさん並べられていますが、決してうるさくなく、清潔感にあふれています。西山さんの内面がそのまま表れているよう。
強制や命令が苦手な「えぬ」も、ここでは穏やかに手話を楽しめました。
壁に飾られたたくさんの団体のパンフレットの中、一つの案内が目を引きました。
「障害のある方の親なきあと、すべきことを考えてみませんか」
これ、私がずっとずっと気になっていたことだ!
その場で申し込みました。
司法書士の「親なきあと」勉強会で現実を知る
2023年秋、司法書士の先生による少人数の勉強会。講師は、「親なきあと」対策を専門に取り扱う、司法書士の長澤英之先生です→詳細は「長澤司法書士事務所」へ。
ここで初めて、親なき後に起こりうる問題、話には聞く「成年後見制度」の問題点、その対策について、頭がパンクしそうになりながら、必死に聴きました。
そして分かったこと。
「このままだと、わが家はまずいぞ」と。
この衝撃がアメブロ「知的障害者の母、親なきあと対策と終活を始める」のきっかけになりました。


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